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日本視覚障害ヘルスキーパー協会

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設立10周年記念シンポジウム&パーティー

節目には、記念事業も行っています。
平成15年5月10日 ( 土 ) 東京都千代田区大手町のサンケイプラザにおいて、日本視覚障害ヘルスキーパー協会設立10周年シンポジウム&パーティーが、盛大に開催されました。

シンポジウムの様子の写真 齋藤副会長の写真

シンポジウム 5月10日(土)午後3時より

テーマ 「10年の歩みと展望」  
基調報告   加藤武司 氏(本協会会長)
シンポジスト 神崎好喜 氏(横浜市立盲学校)
坂井友実 氏(筑波技術短期大学)

加藤会長の写真
基調報告 加藤武司氏 (本協会会長)

 最初に基調報告として加藤武司会長よりヘルスキーパーのネットワーク作りの必要性について述べられ、そして1992年9月本協会の設立に至るまでの準備段階からの経緯説明がありました。次に協会が行っている事業内容(セミナー関係・実技研修・今年作成した協会のホームページを含めた広報活動等)について説明がありました。そしてこれからの展望として、協会の活性化のために、ヘルスキーパーならではの会員個人個人種々のノウハウを蓄積した事業内容の工夫、そして今後ヘルスキーパーの社会的地位を確立していくために、 「ヘルスキーパーとしての属性を明らかにしていくことが必要ではないか?そのためにヘルスキーパーの業務内容の専門性の検討をかなり厳しく進めていかなければならないのではないか」と述べられました。最後に日本視覚障害ヘルスキーパー協会としての「倫理綱領」(案)が示され意見を求めました。

神崎先生の写真
シンポジスト 神崎好喜氏(横浜市立盲学校)

 神崎先生からは、今後のヘルスキーパーの発展のために、まず教育界の役割として、あはきの免許取得後1年間のヘルスキーパーの教育養成コースを設置し、そして教育プログラムを作成し、それを実践していくこと。行政側としては、障害の種別にあった職業の雇用対策を実施していくこと。そして協会側としては次のような提言がありました。最初にヘルスキーパーの標準化と多様化について(協会としてヘルスキーパー業務の標準(基準作り)を示していただき、そして多様化する様々なケースについてヘルスキーパーとしての範囲を整理していただきたい。そして社内においてヘルスキーパーを雇用したメリット(外の治療院との違い)を明らかにし、そして活かしていただきたい。また、NPOでもいいから法人化をめざしていただきたい。今後魅力ある協会作りのために、ヘルスキーパーの認定資格制度や共済制度なども行っていけたらよいのでは、との励ましのアドバイスをいただきました。

坂井先生の写真
シンポジスト 坂井友実氏(筑波技術短期大学)

 坂井先生からは、研究者側からみた今後のヘルスキーパーと協会の役割について述べられました。まず最初に、社内においては、日頃の業務が社員の健康管理に寄与しているかということを自己点検し、そして寄与の確認ができたら社内に業務のアピールの方法を身につけていくこと(社内報や社内インターネットへの記事の掲載、実績の社内発表に向けて等)。また困難な症状に対して医務室との連携がとれるかどうか、依頼状、御高診願が書けるかどうか(これにより産業医・他の医療スタッフとヘルスキーパーとの理解度・信頼度が高まる)等について述べられ、目的・目標意識を持って業務にあたっていただきたいと語られました。そして社会的アピールとして今後、産業衛生学会等、研究会・学会で発表していくこと。(発表していくことで所属の企業の宣伝にもなり、本人のみならず、多くのヘルスキーパー、そして協会の発展につながっていくこと)協会としては産業別ヘルスキーパー職場の情報交換会の開催、発表者の育成、支援、発表の場づくりを提供していくこと、こうした積み重ね準備段階を経て、将来的な目標としてヘルスキーパー業務の有効性を社会にアピールし、そして実証していっていただきたい。との提言をいただきました。

 まとめの部分では、加藤会長より、ヘルスキーパー側(協会側)として解決していかなければならないこととして、今後ヘルスキーパーが社会的認知を求めていくためには仕事の明確化とその結果との相関を示していくことが必要ではないか、また今回の様々な課題、具体的な提言が示され、今後の協会の運営に向けて、会員の方々と一緒に出来るところから徐々に取り組んでいきたい。と締めくくり閉会となりました。

設立10周年記念パーティー

5月10日(土)会場 サンケイプラザ 午後5時より
実行委員 宮城 正氏(埼玉県)
高橋玲子氏(神奈川県)
坂本政直氏(東京都)

 シンポジウムに続いて参加者全員パーティ会場に移り、次の様な式次第により、10周年記念パーティが華やかに開かれました。

 ここをクリックすると乾杯の様子を動画で、ご覧になることができます。ファイルサイズが、大きいため表示に時間がかかります。また、ごらんになるには、最新のメディアプレイヤーが必要です。

1.開会の口開(司会者 宮城正氏 高島道子氏)
2.開会挨拶 会長 加藤武司氏
3.来賓紹介(司会者 高島道子氏)
  来賓挨拶 新城 直 様(View‐Net神奈川 会長)
       白岩 豊 様(国立身体障害者リハビリテーションセンター
                理療教育部理療指導室長)
4.メッセージ披露 堀 利和 様(参議院議員)
          藤井亮輔 様(筑波技術短期大学助教授)
              代読 曽我香織氏
5.乾杯 神崎好喜 様(日本理療科教員連盟 会長)
    -歓談- 会員出席者紹介 水戸部美枝子氏
6.インタビュー(来賓を中心に)インタビュア 高橋玲子氏 坂本政直氏
7.マンドリン演奏 齋藤裕美氏
    -歓談-
8.閉会挨拶 副会長 齋藤憲三氏
インタビューでは来賓の方々に日本視覚障害ヘルスキーパー協会に対する思い、そして祝辞と激励のお言葉をたくさんいただきました。お忙しい中どうもありがとうございました。美味しい料理とお酒で大変華やかに盛り上がり、あっという間の2時間でした。

パーティーの写真

写真その1宮城さん(右)より開会の口開き。左は高島さん

写真その2加藤会長の挨拶

写真その3ご来賓祝辞 新城直様

写真その4ご来賓祝辞 白岩豊様

写真その5司会者側にいらしたご来賓の先生方

写真その6本日の料理を紹介して下さったボランティアの茂木さん

写真その7メニューの一部

写真その水戸部さんと曽我さん。進行状況等の業務連絡

写真その9乾杯直後の一コマ

写真その10歓談の一コマ。窓側に着席されていた方々

写真その11ご歓談の会員の大島さん(左)、田辺さん(中央)と加藤会長(右)

写真その12”Ladies and gentlemen”と叫び始まる突撃インタビュー。高橋さん(左)と坂本さん(右)

写真その12突撃インタビュー。吉泉豊晴様
(障害者職業総合センター)

写真その13突撃インタビュー。杵鞭勝彦様
(社会保険中央病院)

写真その14♪オーソレミーオ♪とマンドリンの名演奏に歌声まで。

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